アコープラスの解約・自動更新・返金ルール完全ガイド|解除期限は「自動支払日の2営業日前」【ALL Accor+】
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ALL Accor+ Explorer(アコープラス)への入会を検討して、最後に気になるのが「解約(退会)はすぐできる?」「自動更新で勝手に課金されない?」「返金はある?」というお金まわりの不安ではないでしょうか。年会費39,800円(2026年8月時点の日本向け価格)のサブスクリプションですから、入る前に「やめ方」まで知っておくのが賢明です。
結論を先に言うと、自動更新は初期設定でオンになっており、止めたい場合は「自動支払日の2営業日前」までにアカウント設定から解除が必要です。一方で、解除しても有効期限までは特典をまるごと使い切れるので、「更新だけ止めて1年間フルに使う」という選択も可能です。本記事では、公式の利用規約(2026年5月19日更新版)と「特定商取引法に基づく表示」を一次情報として、条文ベースで正確に解説します。
出典:ALL Accor+ エクスプローラー メンバーシップ利用規約(公式・2026年5月19日更新版)、および同ページに掲載の「特定商取引法に基づく表示」(PDF)。本文中の「第◯項」は同規約の条番号です。規約は変更される場合があるため、最新の内容は必ず公式サイトでご確認ください。
30秒でわかる要点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 自動更新 | 12か月ごとに自動更新。2025年10月1日以降に入会・更新した会員は初期設定でオン(第3.1項) |
| 解除期限 | 自動支払日(次回更新の支払期日)の2営業日前まで(第3.4項) |
| 解除方法 | メンバーシップアカウントの設定で自動更新をオフにする |
| 事前通知 | 有効期限の約30日前に更新案内のメールが届く(第3.3項) |
| 返金 | 原則なし。規約上の主な例外は電話勧誘販売での購入(10営業日)と、重大な規約変更に同意しない場合の日割り返金 |
| 解約後 | 無料のALL会員資格とポイントは継続。Explorer特典の30ステータスナイトは除外して再計算(第10.3項) |
自動更新の仕組み:12か月ごと・初期設定はオン
誰が自動更新の対象になる?
規約第3.1項では、2025年10月1日以降に入会または更新したすべてのメンバーに自動更新プランが適用されると定められています。日本での円建て・日本語での本格展開は2026年7月に始まったばかり(アコー日本法人の2026年6月30日発表)ですから、日本からこれから入会する人は、全員が自動更新オンの状態でスタートすると考えてください。
自動更新の対象になると、メンバーシップは次のように扱われます(第3.1項(b))。
- メンバーシップは、アカウントに表示される有効期限の日まで有効
- 有効期限が来ると、12か月ごとに自動更新される
- 更新日は「会費の最終支払日から12か月後に到来する支払期日」(規約上の「本メンバーシップ更新日」)
なお、自動更新設定をオフにして手動更新に切り替えることもできます(第3.2項)。この場合は有効期限の前に、更新案内に記載された手続きに従って自分で更新することになります。
更新前には「約30日前」にメールで通知が来る
「知らないうちに更新されていた」を防ぐ仕組みとして、規約第3.3項(a)では、有効期限の約30日前に、自動更新される旨と請求先(登録した支払方法)を知らせるメールが送られることが明記されています。
このメールが実質的な「最終確認」のタイミングです。入会方法の記事でも触れたとおり、Accorからのメールは迷惑メールフォルダやプロモーションタブに振り分けられることがあるため、更新月が近づいたら受信箱をチェックする習慣をつけておきましょう。なお、規約がこのメールで知らせるとしているのは「自動更新されること」と「登録した支払方法に請求されること」で、更新後の金額の記載までは約束されていません。更新時の会費は申込時と異なる場合があるため、メールを起点に、会員アカウントや公式購入ページで最新の金額を確認しておくと安心です。
自動更新の解除方法と期限:「自動支払日の2営業日前」まで
解除手順はアカウント設定から
自動更新を止める手続き自体はシンプルです。規約第3.4項(a)にはこう定められています。
- 期限:自動支払日(会費の最終支払日から12か月後に到来する支払期日)の2営業日前まで
- 方法:メンバーシップアカウントの自動更新設定を無効にする
「2営業日前」がポイントです。土日や祝日を挟むと想像より期限が早く来るため、更新月に入ったら早めに、遅くとも約30日前の通知メールが届いた時点で判断するのが安全です。ギリギリの駆け込みはおすすめしません。
解除しても、有効期限までは特典を使い切れる
ここは誤解が多いポイントですが、自動更新の解除は「即時解約」ではありません。解除しても、メンバーシップは有効期限の日まで有効なままです(第3.1項(b))。つまり、
- 年2回のStay Plus無料宿泊
- ダイニング30%オフ
- 宿泊15%オフやゴールドステータス
といった特典は、解除後も有効期限まで通常どおり使えます。「とりあえず1年試したい」という人は、入会直後に自動更新をオフにしておけば、課金は初年度の39,800円だけで、特典は12か月まるごと使い切れることになります。
ここで用語を整理しておきます。「やめる」手続きには2種類あり、効果がまったく違います。
| 手続き | 効果 |
|---|---|
| 自動更新をオフ(この項の手続き) | 次回の課金だけが止まる。有効期限までは会員資格・特典が継続 |
| メンバーシップの途中解約(第9.1項(b)) | 解約日以降は特典が使えなくなる。返金も原則なし |
途中解約しても返金がない以上(後述)、多くの人にとって合理的なのは途中解約ではなく「自動更新オフ」です。本記事では以下、この2つを区別して説明します。
解除し忘れるとどうなる?
期限までに解除しなかった場合は、規約第3.4項(b)のとおり、メンバーシップはさらに12か月更新され、登録した支払方法に会費が請求されます。そして次の項で説明するとおり、いったん更新されてしまうと、自己都合での返金は原則受けられません。自動更新のスケジュール管理が、この記事でいちばん強調したい実務ポイントです。
返金のルール:原則「返金なし」と、規約上の例外
原則:自己都合の途中解約に返金はない
規約第9.1項(b)では、メンバーシップ開始日から10営業日経過後は、書面(手紙・メール)または電話でAccor Plusに通知すればいつでも途中解約できる一方、会費の返金は行われないと明記されています。第10.2項でも「失効又は解約された場合、本規約に別途定める場合を除き、会費の全部又は一部は返金されません」と念押しされています。
つまり「途中でやめたら残り期間分が戻ってくる」タイプのサブスクではありません。年の途中で使わなくなっても日割り・月割りの返金はないので、迷っている人は途中解約ではなく「自動更新だけオフにして期限まで使い切る」のが合理的です。
オンライン購入はクーリングオフの対象外
「クーリングオフで返金できないの?」と思うかもしれませんが、規約第9.1項(c)では、オンラインやホテルでの購入など、電話勧誘販売以外の方法で購入したメンバーシップにはクーリングオフ権が適用されないと定められています(適用法令により除外できない場合を除く)。
これはAccorが特別厳しいわけではなく、日本の特定商取引法でも、自分から申し込む通信販売(オンライン購入)はもともとクーリングオフ制度の対象外です。公式サイトから自分で申し込む通常の入会では、「入会後に気が変わったから全額返金」は基本的にできない、と理解しておきましょう。
例外1:電話勧誘販売で購入した場合(規約上の返金制度+法定クーリングオフ)
Accor Plusからの電話勧誘でメンバーシップを購入した場合は話が別です。このケースでは、性質の異なる2つの制度があるため分けて理解してください。
(1) Accorの規約上の解約・返金制度:規約第9.1項(a)と特定商取引法に基づく表示では、会費を支払った日の翌営業日から起算して10営業日以内に、書面(手紙・メール)または電話で通知すれば、理由を問わず解約して返金を受けられると定められています。なお、法定のクーリングオフ権を持たない会員がこの制度で返金を受けるには「バウチャーその他の特典を一切利用していないこと」が条件です(第9.1項(a)(ii))。
(2) 日本法上の法定クーリングオフ:日本の特定商取引法が適用される電話勧誘販売では、上記とは別に、法定書面を受け取った日から8日以内に書面または電磁的記録(メール等)で通知することでクーリングオフできます。この場合、すでにサービスの提供を受けていても原則としてその対価を支払う必要はない、というのが消費者庁の解説です(参考:消費者庁 特定商取引法ガイド「電話勧誘販売」)。規約第9.1項(a)自体も、10営業日の制度と並べて「適用法令に基づく法定クーリング・オフ権」に従った解約を認めています。
2つの制度は、期間(10営業日/8日)も起算点(支払日の翌営業日/法定書面の受領日)も条件も異なります。電話経由で入会してすぐ「やっぱりやめたい」と思ったら、いずれにせよできるだけ早く・特典を使う前に連絡するのが確実です。
※ 公式の日本語利用規約PDFの第9.1項(a)には「110営業日以内」という記載がありますが、公式の特定商取引法に基づく表示、および同規約第9.1項(b)の「10営業日経過後」という記述との整合から、誤植と判断し本記事では10営業日として扱っています。
例外2:規約が大きく変わったときは「日割り返金」がある
あまり知られていませんが、規約第12条にはメンバー側に有利な例外があります。Accor Plusは規約(特典内容・参加ホテル・参加国を含む)をいつでも変更できますが、そのうち重大な変更を行う場合は事前通知があり、変更に同意しない場合は通知受領後30日以内に書面で通知すれば解約でき、解約日以降の残存期間について会費が日割りで返金されると定められています。ホテルの入れ替えなど、特典・参加ホテル・参加国に関する変更のすべてが自動的に「重大な変更」にあたるわけではない点には注意してください。
「入会後に特典が改悪されたらどうしよう」という不安に対しては、この日割り返金の仕組みが一応のセーフティネットになっています。
なお、規約第11.1項は、法令により排除・制限できない消費者の権利・救済を制限しないと定めています。ここまでに挙げたのは規約に明記された返金ケースであり、このほかに、適用される消費者保護法令上の権利(返金・取消し等)が認められる場合があります。
解約(退会)・失効後はどうなる? ステータス・ポイント・予約の扱い
メンバーシップが失効・解約された後の扱いは、規約第10条にまとまっています。
| 対象 | 失効・解約後の扱い |
|---|---|
| Explorer特典 | 使えなくなる。失効・解約日時点で残っている宿泊・レストラン予約には非メンバー料金が適用(第10.1項) |
| 無料のALL会員資格 | そのまま継続(第10.3項) |
| ゴールドステータス | 暦年の利用実績で再判定。ただしExplorer特典として付与された30ステータスナイトは除外して再計算(第10.3項) |
| リワードポイント | 無料のALL会員資格側に紐づくため、Explorer解約で直ちに失われるものではない。有効期限などはALL Accorの利用規約に従う |
| Stay Plus未使用分 | 有効期限の終了時に失効。延長・繰り越しなし(第6.3項(g)) |
実務上の注意点は2つです。
1. 有効期限より後の予約は「会員料金でなくなる」。第10.1項のとおり、失効・解約日に残っている予約には非メンバー料金が適用されます。更新しないと決めている場合、チェックアウトが有効期限より後になる予約は会員割引の前提が崩れるため、更新月をまたぐ旅行の計画には注意してください。
2. ゴールドステータスはいずれ「陥落」に向かう。Explorerを更新している限りゴールド以上が保証されており(第2.6項(a))、自動更新を止めただけなら会員期間の終了日までゴールドは継続します。一方、会員期間の終了後や途中解約の後は、Explorer付与の30泊を除外して自力の宿泊実績だけでステータスが再計算されます(第10.3項)。自力でゴールド基準(30ステータスナイトまたは7,000ステータスポイント)を満たしていなければ、ステータスは下がります。なお、再計算がシステム上いつ反映されるかまでは規約に明示されていません。「即ゴールド」の価値と維持コストについてはヒルトン・マリオットとの比較記事で詳しく解説しています。
支払い方法:クレジットカード各種+ポイント入会
公式の「特定商取引法に基づく表示」(2026年5月19日現在)に記載されている決済方法は次のとおりです。
- Visa/Mastercard/American Express/JCB/China UnionPay
- Google Pay
支払いは申込時の一括払いで、自動更新時は登録した支払方法に更新会費が請求されます。支払方法はアカウント設定からいつでも変更でき(第3.5項(c))、どの支払方法を選んでも手数料はかかりません(第3.5項(a))。なお、登録カードの有効期限切れなどで決済できないまま対応しないと、メンバーシップが停止・終了されることがある点には注意してください(第3.5項(b))。
また、公式サイトの表記では、年会費39,800円の代わりにALLのリワードポイント14,000ポイントで入会する方法も案内されています。ポイントが貯まっている人の選択肢として覚えておくとよいでしょう。なお、特定商取引法に基づく表示では、販売価格は申込時の購入ページに表示され、プロモーションや税等により異なる場合があるとされています。最新の価格は申込画面でご確認ください。入会手続きの流れは入会方法・登録手順の記事にまとめています。
更新を止める前のチェックリスト
自動更新をオフにする(または更新しないと決めた)ときは、次の4点を確認しておくと取りこぼしがありません。
- Stay Plusの残り回数:未使用分は有効期限で失効します。チェックアウトが有効期限に収まるよう、逆算して使い切りましょう。国内の使い先探しには日本のAccorホテル一覧(エリア別)が便利です
- 有効期限より後の予約の有無:会員料金・特典適用の前提が変わります
- 解除期限:自動支払日の2営業日前まで。土日祝を挟む場合は前倒しで
- 約30日前の通知メール:迷惑メールフォルダも含めて見落とさないように
よくある質問
Q. 自動更新をオフにしたら、すぐに特典が使えなくなりますか? いいえ。自動更新の解除は「次回の更新を止める」手続きであり、メンバーシップ自体は有効期限まで有効です。Stay Plusやダイニング割引などの特典は、期限まで通常どおり使えます。
Q. 入会した直後に気が変わりました。返金してもらえますか? 公式サイトからのオンライン購入は、クーリングオフの対象外で、自己都合による返金は原則ありません(第9.1項)。電話勧誘販売で購入した場合は、Accorの規約上、支払日の翌営業日から10営業日以内に解約・返金を申し出られるほか、日本の特定商取引法が適用される場合は、法定書面を受け取った日から8日以内の法定クーリングオフも利用できます。2つの制度は期間の数え方や条件が異なります。
Q. 「退会」したい場合はどの手続きになりますか? ALL Accor+ に「退会」という名前の専用手続きはなく、本記事で説明した「自動更新の解除」か「途中解約」のどちらかがそれに当たります。次回の課金を止めたいだけなら自動更新をオフにすれば十分で、有効期限までは特典をそのまま使えます。すぐに会員をやめたい場合は書面・メール・電話での途中解約になりますが、会費の返金は原則ありません。
Q. やめたらゴールドステータスはどうなりますか? 自動更新をオフにしただけであれば、ゴールドステータスは会員期間の終了日まで継続します(第2.6項(a))。会員期間の終了後や途中解約の後は、Explorer特典として付与された30ステータスナイトを除外してステータスが再計算されます(第10.3項)。再計算がいつ反映されるかは規約に明示されていないため、気になる場合は公式サポートにご確認ください。
Q. 貯めたALLポイントはどうなりますか? リワードポイントは無料のALL会員資格に紐づいているため、Explorerを解約しても直ちに失われるものではありません。ただしポイントの有効期限などはALL Accorプログラム側の利用規約に従います。
Q. 解約や問い合わせの連絡先は? アカウント設定での自動更新解除のほか、書面またはメール(members@accorplus.com)・電話でAccor Plusに解約を通知できます(第9.1項(b))。
まとめ:返金は原則ないが、「止めても期限まで使い切れる」
ALL Accor+ Explorer の解約・自動更新ルールを条文ベースで整理すると、押さえるべきは次の3点です。
- 自動更新は初期設定オン。止めるなら自動支払日の2営業日前までにアカウント設定から解除
- 返金は原則なし(規約に明記された主な例外は、電話勧誘販売での購入と、重大な規約変更に同意しない場合の日割り返金)
- ただし解除しても有効期限までは特典をフルに使えるので、「初年度だけ試す」使い方が実質的に可能
「更新の止め方」と「期限までに使い切る計画」さえ押さえておけば、39,800円のリスクは自分でコントロールできます。あとは自分の宿泊パターンで元が取れるかどうか。損益分岐シミュレーターで試算したうえで、特典の全体像とよくある質問もあわせてご確認ください。
ALL Accor+ Explorer に入会する
日本でも円建てで提供中。公式サイトで最新の特典・お申し込み内容をご確認ください。
ALL Accor+ 公式サイトへ